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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

[12/05/19:Sat]総会の出席通知・委任状・議決権行使書 4/8

[12/05/19:Sat]総会の出席通知・委任状・議決権行使書 4/8
 
電話に出てくれた人は、
 
「これから出します」
「今日が締め切りでしたか。あとで出しに行きます」
「ついうっかり忘れてました。出します」
「今年も忘れました。毎年、すみませんね」
 
などと反応は違うが、概ね「すぐに出す」という人がほとんど。さすがに「出しません」と臆面もなく言える人は少ないよねえ。
 
電話の実績は、毎年少しぶれるが、少ない理事で20数軒、多い理事で40数軒。100円/軒だから、ちょっとした小遣い稼ぎにはなる。報酬が多い少ないは、効率の差ではなくて、たまたま在宅の住戸が多かった部分の名簿をとれたかどうかと言う運の問題。通話が多い分、費用は発生しているし、労力もかかっているので、ここは一律支払いという悪平等はできないところだ。
 
電話督促の目的は、1) 総会の成立、2) 議案の承認、3) 特別議案の承認ということなので、少なくても特別議案が成立する数だけ集めるまでということになる。うちは、511戸なので、256戸が最低ライン。
 
議案の承認で問題となるのが、とくに特別決議案件。内容によっては、「反対」という人もいるので、80% じゃあ危なくて、90%近くを集めたいということになる。このあたりの票読みは選挙みたいなものだなあ。かつて、1回だけ否決されたことがある。私の前の理事長が提出した案件だが、内容的に「否決されるだろうなあと思っていたら、案の定否決された(苦笑)」
 
マンションも時間がたつにつれて、提出率が下がるのはやむを得ない。最近は10% 弱は必ず出さない住戸があるので、どんなに頑張っても90% は無理っぽい。出さない理由としては、「区分所有者がマンション外に住んでいて、住戸を賃貸に出している」というのが一番多い。規約上、管理組合総会での議決権行使は区分所有者に限られているので、区分所有者が海外勤務になってベトナムに住んでいるとかのケースでは、はっきりいって追っかけられない。
 
その他、自分のポリシーなのがどうか知らないけど、「絶対に、出さない」という人もいて、これなど私には理解不能。選挙に行かない人も同類だろうが、自分たちの住環境を自分たちで決めていくことに関心がないというのは、いかがなものか。
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