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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

2019.05.19_Sun:来期自治会役員分担内定

来期役員の担当を決める自治会役員会。2期目に残る人たちが先に自分たちの役職を決めてしまっている。残っているのはイベント組織/防災などしんどいものばかりで、新任役員に押しつけるのは、いかがなものか。

その新任役員候補の中には自治会長経験者のTさんもいたが、さすがにむっとしていたようだ。本人はイベント組織担当になったが、新任の女性が防災担当である。女性だからと言う偏見はないつもりだが、いきなり防災担当(防災委員会の委員長になる)は大変だろうと思う。

また、もう一人の新任役員候補の高齢者の女性は、生活のペースが乱れていると言うことを強調していた。あまり乗り気じゃないちうことをアピールしたかったのかな。会計を担当することになった。

役職決めに絡んで、前述のTさんから早速ジャブが飛ぶ。

「餅つきは、自治会行事として総会議案書に明記してほしい」という要望である。「昨年は、餅つきが外れて、自治会が何もコミュニティ行事を行わないという印象を受けた。これではコミュニティ行事の差配という役割を果たしているとはいえない。このままだと、自治会から退会したいという空気が醸成されうるのもありうる」という趣旨だ。

現役員は「予算が・・・・スケジュールが・・・・保健所が・・・・」という言い訳に終始している。言い訳を聞いていると後ろめたいことがあるのかなと勘ぐってしまう。新しくなることもあるし、組織維持のためにも、自治会正式行事として復活させれば良いのに。

役職決めの後は、通常の役員会。すでに2時間近くかかっている。残るのは、総会の議案決めである。
・「募金」という勘定科目を残す方が良いのか? 
・高齢者親睦組織の予算を増やすのか? 
などということを議論。

結局2時間ほどかかって、ようやく
・「防災カメラ運用の移管」。
これも、そんなに問題ではないはずだけど、ごちゃごちゃ言い出して、要するに面倒な仕事したくないということか。理事長代行のWさんもでていたが、あきれた様子だった。

後は、
・総会案内書、出席等回答書のレイアウト変更。
これの関係で外部業者が来るという話がでたら、「自治会から誰か立ち会えと言うことか?」とか、「今から時間が調整が出来るのか?」とかという話で、肝心のどういうレイアウトにするのかという中身は全然出てこない

要するに、手続きに終始しているだけ。形式主義者が役員会をリードしているんだな。中身を見て判断するのが肝心だと思うが、何もしたくはないらしい。無駄な議論だと思ったので、「誰も立ち会う必要はない。私が仕切る」としゃしゃり出てしまったが、決断できるトップがいない組織のていたらくを見た感じ。理事会もそうだが、自治会役員会の最大のミッションは「決めること」なのにね。

自治会を管理組合から分離して2年。総括するにはまだ早いが、ちゃんとリードできる人がいないと面倒だな。来期は自治会長経験者のTさんが復帰してくれたので、手腕に期待する。


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