湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。
来期理事の役職決めが終わって、10:00からは通常の理事会。定例の報告の後、臨時の清掃業者の選定、自転車の入替とシールの選定、ベランダの長尺シートハガレのアンケートなど総会前後から実施する急ぎの案件を中心として捌いていく。どんどん決めないと間に合わなくなるからね。理事会とは「決めること」が主たる任務なのだ。
最後に総会議案の検討。議案書の前文や案内の部分については、一つ前のバージョンだったので、口頭で返答方法の改訂について説明する。具体的な案内の文章の書き方や設計は私に一任してもらうことにしてもらう。議論をしている時間はないのだ。コメントとしては「凡例あるとわかりやすい」と言われたので、それも取り込む方向で改訂することとした。
続いて各議案の中身の検討、頭から読み合わせである。
1. 一般会計剰余金の修繕積立金会計への振替については、当初10M円としていた。ところが、来期予算の精査をしているときに、前期繰越金を加えても、キャッシュフローが赤になることが判明した。赤字ということは、現金不足でお金が廻らないと言うことなので、さすがに不味い。
原案の不足分160万円をどこかの支出を削らなければならない。来期は小修繕予算で地下の機械式駐車場の修繕を予定している。五段式の廃止に伴う処置だから、翌期にスキップというわけにも行かない。結局、原資として前期繰越金を5M、一般会計にとどめておいて、そこから支弁することとした。いやあ、危ないなあ。管理会社、会計担当理事にチェックするように言っておいたのだが、気がつかないのかねえ・・・。
ともあれ、予算の金額が変わったので、作り直し。１週間で入稿予定だから、今週の半ばには改訂版出してもらい、会計担当理事にチェックしてもらおう。そのくらいはできるだろう。
2. 貸し自転車料金改定案件の説明があっさりしすぎなので、少し厳しいコメントをしておく。来期は理事長やってもらうのだから、ちゃんとした説明責任を意識してもらわないと困るのだ。まあ、書き換えだな。
3. 工事案件のところフォントの統一性を含めて手直しあり。それぞれ宿題を持ち帰って06.01に最終確定だね。結局13:00までかかった。
理事会終わって、管理室に寄ったらフロントが現れたので、規約の新旧対照表の作り方のレクチャー。そういうことまで教えないとだめだというのも・・・・・・私なんかWord/Excelをあまり良く使えないのに、今の若い人は私以下なのか？
