うちのマンションでは8月の最終土曜日に、夏祭りを実施している。業者任せにせず、住民手作りで、「運営する側も楽しもう」というコンセプト。ボランティア・スタッフが100人を超える一大イベントとなっている。
酷暑日が続き、暑かった夏だが、このところこころなしか秋の気配が漂い始めた。そんな中で、祭りの準備に汗を流す。参加券をニュースに綴じ込み、金券やビンゴカードを準備してくれるのは、ボランティアの方々だ。
屋台担当は当日使う調理器具や食器の確認作業。男性陣は、重い道具を倉庫から出して、準備指定している部屋まで運ぶ。中庭に提灯を吊るして、「祭り」の雰囲気を盛り上げる。この提灯、祭り本番まで毎晩点灯して期待を高めてくれる。
「今年はどんな出し物が出るのかな?」 子供達は待ちきれないようだ。プリズムは、ここに住む子供達の故郷だから、いい思い出をたくさん作ってほしい。