湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。
講評の後は、東大の沼田先生の講演。倉敷豪雨・九州北部豪雨・熊本地震の自治体の体制の実例（役に立たない対策本部）と、それをどう変更させたかという経験談、インドネシアの危機管理教育センター、イタリアの危機管理（特に兵站：コンテナーの利用）を中心として小一時間紹介があった。
外国の実例に比べて、日本の行政がいかに総合的に対処できないか（換言すれば縦割り行政が強固すぎる）を嘆いていた。やるべきことの可視化と役割分担を平時から準備して置かないと、いざというときは動けないなあ。うちも発災直後の動き方を可視化しようと一覧表を作成しつつあるが、やはり紙に書き出しておくというのは重要だな。
情報の流れをシンプルにして、情報のトリアージをするというのも、漠然とわかっていたことではあるが、可視化すると実際に役に立つ。いろいろと学びがあり、自分のマンションで展開しなきゃ。
沼田先生の講演の後は、懇親会。懇親会ではなぜか私に乾杯の音頭取りが振られてくる。年寄りだから仕方ない。糖質の多いアテがほとんどで。あまり食べられるものがなかった。ワインも赤白1本づつで、仕方ないから赤ワイン飲んでいた。ほぼ一人で開けた感じ。
相当酔っていたが、乗り越しもせずにちゃんと帰宅できたようだ。
