何処のマンションでも、年1回は防災訓練を実施していることだろう。うちは阪神・淡路大震災にちなんで、毎年1月15日前後に行なっていたが、「寒い」という意見が多く、実際雪で中止にせざるを得なくなったこともある。寒いと参加者も少ないしね。
そこで、東日本大震災が発生した3月11日前後に移したのだが、今回は消防署との関係で、そのものズバリの3月11日となった。実は、2011年には3月6日に実施しており、参加した人は1週間立たないうちに「役に立った」と評判良かったものである。
今年の防災訓練の内容についてはマンネリ化を防ぎ、「参加したい!」と思わせるようなメニューを求めて、昨年末頃から、防災委員会で検討を重ねてきた。従来の「地震」—>「安否確認」—>「火災発生」—>「避難」—>「講評」—>「各種体験」という大きな流れはそのままとする。
今年は新たな項目として、ベランダの隔て板の破壊デモ、同じくベランダの非常用梯子の使用方法のデモを追加することとした。昨年からのホイストクレーンのデモも引き続き見せることにした。少し盛り沢山すぎる気もするが、せっかくやる気になっている防災委員の
意欲を削ぐことはないだろう。