11月の防災委員会は、マニュアルの整備。発災に備えて、平常時に行なうべき備えについて、4ページのリーフレットにまとめた。これは2015年の6月に配布済み。今期の活動は、発災後の行動規範を策定すること。時間軸で整理するのがわかりやすいので、3つのフェイズに分けた。
a. 発災直後(3時間)
b. 発災3時間後から2日目
c. 3日目以降平常な生活を取り戻そうとする段階
それぞれについて、1) 住民(被災者)がとるべき行動、2) 災害対策本部(救援の中心)がとるべき行動にわけて記述することとした。ひとつのマニュアルにまとめるという方法もあるが、一般住民にとっては、災害対策本部のことを書かれても役に立たないし、災害本部のメンバーとなる人にとっても、一般住民向けの記述と混同しては効率的に運営できなくなる。
こういう方針で、ひな形となっている某マンションの防災行動マニュアルを、当方のマンションの事情に合わせて改訂作業。その中で問題として浮上することについては、それぞれ解決するという方針である。例えば、前回の防災委員会(私は欠席だったが)では、通信手段としてトランシーバを活用することとしていたので、実際にどの程度の距離なら問題なく連絡が搗くのかを実地で確かめた。委員の中には、「一番上の階と地上の間で連絡がつくのには驚いた」と言っていたが、そういう能力のある機種を選定しているので、当然である。
前回欠席のブランクがあるので、今回は大人しく聞いていた。まだ、上記で言及した「被災者側」と「救助側」の区別が曖昧な部分があるので、今後の精査が必要だな。それにしても、これをきっちりとした「2つのマニュアル」にまとめるのは大変だな。と、人ごとのように言っているけど、昨年来の規約・細則改訂の流れから言って、私がやるしかない。トホホと言うべきか、自分でイニシアティブ取れると喜ぶべきなのか。いずれにせよ、年明けには編集に着手しないと、来年の6月の通常総会提出には間に合わないだろうなあ。5月には、住民説明会を開催しないとネ。総会議案にまとめても誰も読まない可能性が高いのが、経験上わかっているだけに締め切りまでの時間的余裕はない。
今年の規約細則改訂では、ワードを使用して痛い目にあったので、今度はやはり一太郎だな。文頭や禁則処理等を含めて、英語の試走で出来ているワードは日本語処理は弱い。一太郎に一日の長があるのは当然であるが、それを見抜けなかった1年前の自分が情けない・・・orz
規約や細則を起草する上で、どういう機能が求められているかについては一家言ある。いずれ独立して記事にすべきかもしれないが、「マンション管理」からは脱線するのは間違いない。ネットで検索しても、番号の振り方などの解説はあるにしても、ツールにまで踏み込んだブログはないので、自分で工夫するしかないよねえ。結論としては一太郎を採用である。理事会にも「一太郎買うからね」と議題にして承認をもらったので、早めに入手しておかないとね。