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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

2018.09.15_Sat:屋上防水工事

今日は、修繕委員会。小雨交じりだったが、現在実施中の屋上の防水工事を委員でチェック。今日は涼しいから楽だが、まだまだ厳しい残暑の中では、工事を実施している職人さんにはかなり酷だなという印象。

屋上防水というのは、普通は大規模修繕の時にまとめて実施するのものだが、うちでは前回お金がなかったために、全面補修ではなく部分補修でお茶を濁したという経緯がある。そのときは、「数年おきに、部分手入れして、次回の大規模修繕の時まで持たし一気に全面補修しよう」というコンセンサスだった。勿論コストを考えてのことである。

定期的に管理会社に様子を見させていたところ、「次回大規模修繕まで、防水が持ちそうにない」という助言となった。管理会社が仕事が欲しい(あるいは工事業者からのリベートが欲しい)可能性もあるが、防水が破れると駆体に悪影響が出るので、委員会で検討して実施を決めた。勿論、修繕積立金の取り崩しも必要なので、総会案件であった。

工法を巡っては、新しい材料を使うのか、伝統的な材料を使うのかで議論があった。私はいつも新しいことをやりたがる性格なので、新しい材料を支持したのだが、世の中保守的な人も多い。結局伝統的材料を使用した工法になってしまった。そうはいっても、材料・工法ともに進化しているので、それぞれの保証期間は延びている。

施工済箇所を見てみると、笠木の立ち上がりのところもちゃんと防水処理されていて、排水溝周りも丁寧に実施されている。管理会社の技術の担当者が、関西の地震対応で忙しい中、ちゃんと目配りをしてくれていることがわかった。ありがたいねえ。丁寧にお礼を言っておく。もう一月ほどかかるが、これが終われば防水については次回の大規模修繕工事まで持つだろう。


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