湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。
帰りにコンビニのところで人が集まっている。何事かと思ってみると、70歳くらいの前期高齢者の男性が倒れていて、それを通行人が介抱しているところだった。若い女性がその男性の頭を膝枕して熱気から遠ざけ、別の女性がスマホで救急に連絡したようだ。遠くから救急車の非常サイレンの音が聞こえてきていた。
それにしても、コンビニが近くにあるのに、誰も氷とか買ってこようとしないのかな。熱中症対悪としては、1) 涼しいところへ移動、2) 体温を下げる、3) 水分・塩分の補給だと思う。熱いコンクリートの上から冷房の効いたところへの移動は、本人が歩けないと無理っぽいが、熱を下げるために氷枕を首筋に当てるくらいは素人でもできそう。また、水分と塩分の補給もコンビニに駆け込めばなんとかなると思うのだけど、誰も思いつかないのかな。実は知らなかったりして。
熱中症予報についてはよく広報されているが、「熱中症になったら、どう対処するか?」はそれに比べて広報が足らないのではないか。予防が重要なのはわかるが、起きたときにどうするかまで考えておかないとだめだな。旧日本陸軍の「大和魂があるのだからあ、この作戦は成功する!」と同じ思考パターンだ。
まだまだ殺人的な酷暑は続くと思う。せめてマンション内で熱中症で倒れたら、初期対応できるように、管理人さんに指示しておいた。冷房の効いている管理室に運び込んで、氷とタオルで体温を下げるのが先決だな。夏休みの終わりに夏祭りが行われるが、そのときも対策をちゃんと考えておかないとね。
↓写真は、若い人が単に酔っ払って寝ている姿(苦笑)