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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

2017.12.13_Wed:オーバーサイズの車


 
どこのマンションにも、自分勝手な住民というのはいるもの。日本では、まだまだ車を大切に思う人というか、カーマニアというか、車が絡むと自己中の人が多いように感じる。車なんて移動手段に過ぎないなだから、実用第一だろうと思うが。
 
実は、以前からうちのマンションでは、平置きの駐車場の区画いっぱいの大きさのアメリカ車を所有している兄弟がいた。兄弟で競うように大きな車を持っていて、どちらも隣の区画の利用者から、「ドアが開かない。何とかしてほしい」と言われていた。
 
管理人が、車のサイズをよく確認もせずに、駐車契約を結んだのも悪いが、駐車場に駐車可能なサイズは規約に明記しているのだから、それを読めばわかるだろうに。ともかく、「契約上、問題ない」というだけ。ならば、合法的に追い出せるようにするまでだ。
 
今年6月の定時総会で規約を改訂した際に、駐車場使用細則の一部を変更して、駐車区画に入らないような大型の車は追い出せるようにした。駐車場は2年毎に契約更改。来年6月がそれに当たる。
 
契約更改の時にいきなりいうのも、ごねられそう(本来は知っているはずなんだけどね)。半年前から「このままでは、契約更改はできないので、対応よろしく」と事前通知を出しておいたほうがいいだろう。半年も前に予告していれば、「知らなかった」、「もっと早く言って欲しかった」という自分勝手な屁理屈を防止できるので、「事前通知、出しておいてね」と管理人さんに指示しようと思った次第。
 
管理人さんに「あの大型車、どうなった?」と聞くと、「規約改訂が効いたのか、1台は外の駐車場借りて出て行った。もう1台は小さい車に買い替えた」という返事。これはいいや。争い事になる前に解決したのだ。良かったなあ。
 
それにしても、こういう住民対応は理事長の仕事じゃないわな。総務担当の理事がいるのだから、「対応しておいてね」と言えばいいようにしないとダメだな。
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1. いやいやこれこそ

ミッキーの仕事


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