Photgenic Sweets Festival の会場にいたら、なんだか賑やかな音楽が聞こえてきた。どうやら親水公園の方からのようだ。なんだろうと思って見に行くと、親水公園の奥のところに簡易のステージが設置されてそこで音楽のライブ演奏中。その前にはベンチ、さらに手前には10ほどの食べ物の屋台(テント)がしつらえてある。
ステージでは、男性がギターを弾き語っていて、その言葉の調子からするとどうやらベトナム語みたいだ。人気のある歌手なのかどうかはわからないが、演奏している曲は人気あるらしくて、ベンチの横では数人の若者が音楽に合わせて体を揺らしてリズムをとっている。アオザイを着た女性も多くて、カラフルだ。
屋台は、焼き鳥のような串を焼いているテント、カレーらしい煮物、チャーハンみたいなご飯物、麺類とエスニックな料理のオンパレードだ。店の人が好き勝手に食べているし、値段も表示していないので、これは仲間内のまかない飯なのかもしれない。いい匂いだから、味見してみたかったが、ベトナム語は喋れないからなあ(苦笑)
ところで、なんでこの場所でベトナムの祭りが催されているのだろうか? そういえば、近くの倉庫街でベトナム人が多く働いているということは聞いているし、朝散歩に行くと、自転車に乗ったベトナムの人とすれ違うこともある。近くには短期滞在用施設もあるらしいと風のうわさで知っている。
また、ターミナルの駅前にはベトナム料理店が何軒なあるし、ベトナム食材専門店も1軒ある。料理屋や食材の店があるということは、それだけ需要があるということで、特に食材の店は自炊する人が多いということを意味するのであろう。そのうちリトル・チャイナならぬ、リトル・サイゴンが出現するのかもしれない。
日本はいまやアジアの中でも低賃金の国になっているから、出稼ぎに来てもどれほどの実入りになるのかもわからない。米国へ行けばもっと大きなチャンスがあると思う。日本のように外国人に対していわれなき偏見の多い国で苦労するのは大変であるが、それでも夢をつかもうとする人が多いのかな。
いずれ私が住んでいるマンションでもベトナムの人が住むようになるかもしれない。その時は、どう対応すればいいのか。ライブを聞きながら、ぼんやりと考えていた。
1. 私が住んでいるマンションでもベトナムの人
わらわら(*^_^*)