うちのマンションは、竣工当初から紙のニュースを発行している。近頃は
ホームページやコラボという電子的に広報する例が増えているが、デジタルディバイドの多いうちのマンションではまだまだ紙への需要は多い。紙で配っても読んでいるとは限らないから、忸怩たるものがあるんだけど。
このニュース、当初は某全国紙の記者が編集してくれていた。その人が転居した後には、
業界紙の記者をつとめた人(Kさんという)が引き継ぎ、ずっと編集を担当してくれていた。4年ほど前に理事を引退した時は、「編集長はやめるが、レイアウトや校正で協力するから」と言ってくれた。有りがたかった。
業界紙とはいえ、実際に新聞の編集に携わった人の知識と経験はありがたい。後任の編集長となった人も大いに頼りにして、ニュース原稿はKさんと発行人であるミッキーのチェックを通らないと住民に配布できないという形で運用が続いてきた。
そのKさん、寄る年波に勝てなくなったのか「この132号で、
編集の協力は終わりにしたい。いままで長い間関与してきたが、そろそろ無理になってきた」ということで、身を引くとという申し出があった。現在の編集長も残念がっていたが、無理にお願いして倒れられたりすると責任問題になりかねないので、ここはKさんの希望通り、引退ということで決着した。
残念だが、ここでも世代交代が進みつつあるなあ。
私も引退すべき時期に来ている。