見学終わって、会議室に移動し、勉強会の開始。先方から、「現在の問題意識、具体的目標、解決のために取り組んでいる活動、実施スケジュール」のレクチャーを受ける。これで牛の制度や運用のうち,どこを強調して話せばいいかをつかむ。私が準備したレジュメに従って、貸自転車制度について紹介。
その後,細かい質疑応答に移る。問題意識が具体的なので相当細かいところまで開示しないと納得してくれない。こちらも隠さなきゃならないような悪いことはしていないので,正直に話をする。全部で2時間ほどの議論。見学入れると3時間ほど経っている。
話だけではわからないというので,管理室で貸し自転車の実際のオペレーションをみてもらうことに。ちょうど借りに来る人,返しにくる人がいたので,台帳の記入の仕方,料金の支払い方法などを説明する。
合理的だと思われたのか,「完成したシステムですねえ」とお世辞を言われた。こういうのは使う人の立場になって設計しないとダメだから、使いにくくしてはだめなんだよねえ。全部完璧というわけではなく,初期設定を多少間違えているのだけど,うまく回っている方だろう。