湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。
2. 鉄部塗装
共用部の鉄部塗装は、前回の大規模修繕時にタッチアップなどで対応した。今回も調査してみると、意外に工事対象箇所が少ない。消化器ボックスくらいなもの。個人的には、そんなところは塗らなくても良いと思ったが、そうも行くまい。やはり見栄えは大切だからね。
これについては意外な解決法があった。長尺シート施工発注予定業者は、鉄部塗装も請け負っていることがわかった。これなら、長尺シートの工事と併せて実施することによって、工事管理費などを削減できそうだ。料金は実数精算で良いだろう。これで次々回の大規模修繕まで持たすことができたら、かえって安くなる。コスト削減効果が大きい。これで、数千万円節約出来るメリットは大きい。
3. 給水管の空気抜きバルブの全数取替
これは、完全に予防保全である。水の出が悪いという実際のクレームは、まだ2,3件だが、いきなりどんと壊れると大変なので、あえて先回りして対応することにした。10百万円を超えるけどねえ・・・。