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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

理事会の議題は誰が作る?-3/7 管理組合主導


 
マンション管理の主役は区分所有者であり、その代表が理事だという理念型からすると、この方式だと、理事会ひいては管理組合が自らの役割を放棄していると言われてもやむを得ないだろう。こういうマンションは寡聞にして知らなかったが、理事長オフなどで話を聞いて見ると、実例があるようだ。だいたいの場合、管理会社の言いなりになってしまっている。
 
目覚めた理事、または理事長が主導権を取り戻そうとして管理会社と戦う。場合によっては、管理会社をリプレースしてしまうというマンション管理において最もドラスチックなドラマが始まることが多いと聞く。
 
3) と4) は、管理組合主導。これが標準型だと思われる。その中でも、たたき台を作るのが誰かによって、分類されると考えられる。
 
理事会担当理事(総務担当)を置いているマンションなんかないと思っていたが、メガマンションで「理事会出席の連絡と点呼をとるだけの理事」を置いているという実例を聴くと、「理事会担当理事」というのもあるのかなと思えてくる。会社のアナロジーでいうと、取締役会事務局に相当するので、「総務」というか「書記」というか、昔の言葉だと「文書掛」というか、そういうたぐいがこれに当たるのだろう。
 
これに対して、「理事長」がたたき台を作るというのは、より現実的かも知れない。理事長の元には、現場の管理人、フロント、理事等のいろんなチャネルから、問題が上がってくる。また、理事長がどういう方針で理事会を運営していくのかを議題に反映しやすいからだ。
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