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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

[12017.02.19:Sun]キッズルーム 9/10 資産価値向上のためのキッズルーム

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[12017.02.19:Sun]キッズルーム 9/10 資産価値向上のためのキッズルーム


 
うちのマンションも入居後、15年たってようやくベビーブームは終わったとみえて、ここ数年は乳幼児の数が激減してきている。そうなると、今度はキッズルームの稼働率の低下という問題が生じてきている。管理組合側から言うと、多目的ルームのままであれば、もっと使用料を稼げたはずなのに、キッズルーム化したことによって、利用できなくなっているという批判だ。得べかりし利益が稼げていないという議論だ。
 
そうはいっても、利用者が皆無というわけではない。うちのマンションは割と住民の入れ替わりが激しく竣工当時から住んでいる人はもう7割を切っていると思われる。売って出ていく人がそれだけ多いということでもある。売却の場合、立地や特定の部屋の構造ももちろんだけど、「共用施設が充実している」、「コミュニティが強固である」、「管理組合がしっかりしている」などというソフトの面も目玉となる。ホームページでも「子育てがしやすい」マンションということを縹渺し,前面に出していて,若い子育て世代の夫婦を購入のターゲットとしている。
 
実際、転居してくる人は、「祭りが盛んだと聞いた」、「住民間での助け合いが心強い」という意見を言う人が多い。特に若い人では、子供を育てやすい環境かどうかが関心事らしく、「キッズルームがある」、「キッズクラブがある」という点は高く評価されている。新たに入居してくる人たちは、当然キッズクラブにはいって、キッズルームを利用することになる。そこで先輩のママさん達と友達になってくれれば、コミュニティを発展させることにつながる。
 
管理組合の収入という面では、毎月集めているお金から別の勘定への振り替えである。追加収入としては期待できないのであるが、減るというものでもないという構造なので、まあいいかなという感じである。
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