他のマンショの事例を聞くにつけ、「キッズルームがないのは欠陥だ!」なんてのは言えないんだなあという思いがあるが、それは後知恵というもの。
うちも入居当時は、購入者に若いご夫婦が多かったお陰で、年間何十人という単位でのベビーラッシュが3年ほど続いた。共稼ぎの方も多く、早くから保育園に預けている人もいたが、一方で専業主婦の方もいた。専業主婦の方達もいずれ保育園に預けるわけだけど、保育園というのは結構早い時刻に終わるんだよねえ。
まだ陽が高いうちにマンションに帰ってきて、どこか遊べる場所がないと、たちまち困ってしまうことになる。気候がいい時には、中庭でそれこそママ友同士おしゃべりしながら、子供を見ているというのも可能だけど、雨が降ったり、夏の暑いさなかや冬の寒い時期などは無理。当然、屋外ではなく、屋内で子供の面倒を見られるところを作って欲しいという要望が管理組合には殺到することとなった。
うちの隣のマンションは、うちよりも1年遅れて竣工した。そこは同じ施工会社の設計であるにもかかわらず、最初からキッズルームが完備されていた。幼稚園のママ友同士、お互いのマンションを行き来してそのことを知っているので、「おとなりにあって、なんでうちにはないのよ!」ということになる。そんなこと、管理組合に言われてもなあ・・・あなた、それを承知で購入したんでしょう・・・と言いたいところだけど、そこは我慢(苦笑)