もはや旧聞に属するが、先週末はハロウィーンで、渋谷が仮装した男女で大混雑というニュースが流れていたところだが、物販店などはもう次のイベントである「クリスマス」モードに入っている。クリスマスよりも早く来る「感謝祭(Thanksgiving)」は、どうなったんだ? というツッコミもしたいところだけど、日本では「家族揃って七面鳥を食べる」というのは、受けないんだろう。やはり若い男女が楽しめるイベントじゃないと受けないみたい。大人が楽しめない社会なのかもしれない。
ミッキーのマンションの横は、全国でも有数の規模を誇るショッピング・モールだが、ハロウィーンが終わった翌日から、通路にはクリスマスツリーが飾られている。お客に一足早いクリスマス気分で買い物をしてもらおうという作戦だろう。それにしても、一晩で全館のハロウィーン飾りを撤去して、クリスマス仕様に変えるのはたいへんだろう。作業した業者さんは、徹夜下に違いない。まあ、こういうところが日本らしいといえば日本らいしいんだけどね。
クリスマスツリーの効果は絶大と見えて、ツリーの前では子供の写真を撮る親が続出。「親ばか」と揶揄されようとも、かわいい我が子の写真を撮りたいと思うのは親として当然だ。カメラに向かってポーズをとる子どもたちも、実に嬉しそうな表情。このあと、おもちゃをねだられても財布の紐が緩むんだろうなあ。