湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。
4月になると、6月の総会に向けての準備が本格化する。いろいろと議案の準備もあるが、最大のものは、来期の理事の選定である。
うちのルールでは、「立候補優先」であり、候補の人数が揃わないときには、「輪番制」となる。あらかじめ、理事候補のリストを作っていて、そのリストの上から順番に理事(または自治会役員)に就任してもらうこことなる。
今年も恒例の立候補受付が、04.01から始まった。館内の掲示板に理事募集の紙ポスターを貼りだし、デジタルサイネージでも流す。さらには、マンション内のニュースにも掲載して、立候補を促すのである。立候補するような意識高い人は、これまでに立候補済みと見えて、ここ数年は誰も立候補しない。今年も、同じ結果になるのかなと半ば諦めていた。
管理人さんに聞いてみると、なんと一人立候補があるという。管理組合法人理事への立候補ではなく、自治会編立候補。しかも、以前自治会長を務めていた旧知のTさん。3年ほど管理組合・自治会活動から離れていたが、充電終わって再登板という形なのかな。助かるね。これで自治会側は、心配なくなるので、後は管理組合法人側で優秀な人材があらわれるかどうかだ。