湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。
3月最終の土曜日、朝まで降っていた小雨があがった。
今日は、マンション恒例の花見である。主催は、住民の交流団代である倶楽部の中のこの種のイベントが好きな人が集まるサークル。メンバーには、理事経験者が多いことから「引退した理事の集まり」というイメージが強いが、決して理事に限定している訳ではない。参加していない元理事はたくさんいるのだ。
このサークルが面倒見てくれて、いつも3月の終わりに花見を開催してくれる。勘が良い人はすぐに気がつくと思うが、サークルの予算を使い切るという目的もあるのだ。従い、花見の参加費用は無料で、マンション住民であれば誰でも参加可能。料理や酒の準備の都合があるので、事前に申し出る方式を採っているが、当日でもウエルカムである。
ここ数年、花見の当日は花曇りというか、寒い日々が続いている。一昨年・昨年と雨にたたられて、外での花見は諦めて、マンションの集会室でビデオを見ながら、単に飲むだけだった。まあ、準備している飲食物を捨てるわけには行かないから、仕方ないことである。
集合時間が近づいた。外で行うのか、集会室なのかが気になって見に行くと、集会室は誰もいない。私は、健康問題があるので参加しても酒は飲まない。それでも参加するのは、今期引退することもあって、新理事候補のリクルートに行こうと思っているからだ。
だが、外でやるということになると、寒いので風邪を引く恐れもある。そこまでのリスクを負って、行くこともないだろうといううことで、結局行かず。引退する人間が新しい理事を集めることもあるまい。
後で写真を見ると、いつもの常連さん以外にも新しい人が来ている。まだ、それなりのリクルート効果があるようだ。一人でも理事に立候補してくれると、花見も有意義と言うものだ。
