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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

2019.03.09_Sat:ゴミ回収日の変更

前回のエントリーで、「ディスポーザ使用を前提として、ゴミ置き場を狭くしている」ということを書いた。これは地元自治体との協議で決まっていることであるが、困ったことが起きている。自治体が「ゴミ削減のために」は、ゴミの回収頻度を下げれば良いという安易な方法に飛びついたのだ。

具体的には、これまで週3回の回収だったのが2回に減らされた。回収に来なければ、出す方もそれなりにゴミ減量に取り組むだろう・・・・・・という読みだろう。しかし、現実にはそうはならない。

これはある日のゴミ置き場の写真。ゴミ回収日の朝に撮った物なので、実際に回収される夜には、もっと増えていると思われる。ここまで積み上がるのは、年末年始と決まっていたが、この炉は毎週のことである。これじゃあ、ゴミの整理をする人も大変だし、ゴミ袋を地面に直置きすることによって、様々な弊害が予想される。

一番大きいのは、汚水が垂れることであろう。前のエントリーにも書いたが、本来生ゴミは出ないシステムになっているのだが、文明の利器を使えない人が生ゴミをしばしば出している。これが袋から漏れるのだ、注意は喚起しているが、それでも滑りそうになるのは仕方ない。転倒事例もあることだし、注意喚起が必要だなあ。来期の理事に申し送るほどでもないので、次回の理事会で問題提起しておこう。

この汚水が引き金となって、悪臭が漂うのも問題。寒い時期はまだしも、夏になると腐敗が進むので、そのにおいも混じって大変なこととなる。消臭装置を入れて入るが、広いと限界もある。

結局、ゴミの回収を週2回にしてそれだけでは減量効果はないということが確認できただけ。他の有効な手立てを考えていかないとこの問題は解決できない。個人の出すゴミの減量って、管理組合が扱うべき問題とは違うという気もするが、そこに手をつけなければ、ゴミ置き場自体に悪影響が来るからなあ。理事会の奮起を望む。



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