湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。
大規模修繕から5年が経過したので、5年アフターの調査を開始した。共用部が中心であるが、ベランダの防水・シーリングなど、区分所有者の協力がないとチェックすらできない部分も多い。アンケートを取るのだが、締め切りを過ぎても出さない住戸もあれば、ひどい場合には工事が終わってからいってくる住戸もあって、今回はそう言うことが起こらないように周知徹底してもらうこととなった。
監理については、大規模修繕の時の監理会社と普段から面倒見てくれている管理会社の一騎打ちになり。今回は後者に委託。たまにはしのぎをあげなきゃねえという忖度も入っている。5年アフターなので、新たな支出は発生しない。バックリベートもないはずなので、「不適切コンサル」の問題が起こる余地はないと思われる。
早々に提出した住戸もあるので、内容を見てみると、ベランダの柱の周りのシーリングが割れている。これは対応せざるを得ないだろうなあと思う。今対応しないと、次は10年後の第2回大規模修繕と言うことになるから。
締め切りは、11.18の日曜日だが、果たしてどのくらい出てくるのか？ 結果次第では、修繕委員会が頭を悩ますかもしれない。
