総会には定足数というものがあって、出席人数が足らないと総会そのものが不成立となる。さらに各議案を可決成立させるには、通常議案で賛成票が出席者数および議決権総数のそれぞれの半数を超える必要がある。うちの場合、各戸に与えられる議決権は1票。もちろん複数の住戸を持っている人もいるので、区分所有者の数は必ずしも一致しないし、マンションによっては住戸の広さによって議決権の数が違うこともあるので、この場合も一致しないこととなる。まあ、そういう細かいことは抜きにして、以降議決権数だけに着目することとする。
普通決議と異なり特別決議になると、承認に必要な賛成票は議決権総数の3/4のとなり、いきなりハードルが上がる。賛成票を3/4集めるためには、母数を稼がなきゃならない。ともかく、議決権行使書なり、委任状なりを提出してもらわないと話にならないのだ。
ということで、総会1周間前は、未提出の住戸に対する督促が恒例。これは昔理事が唯一報酬をもらえる仕事だった。今期から理事報酬出しているが、いきなり廃止というわけにも行かないので、まだ残している。
その督促、100件近くあり、私ともう一人の副理事長で手分けして行うことに。私はさっさと26件ほど済ませたのだが、副理事長の方はまだだいぶ残っていたので、手伝うことに。追加で14件、合計40件でちょっとした飲み代にはなった。