大規模修繕工事が終わって、長期修繕計画を見なおした。今年は、それから5年になるいので、長期修繕計画の再見直し。マンションによっては毎年ローリングで見直すところもあるようだけど、うちは5年毎にしている。そのために休眠状態であった修繕委員会を再招集したのだ。
見直しのキーは、築50年までの期間を築60年までに伸ばしたこと。来期で18期なので、42年後までのシミュレーションを実施したわけだ。修繕計画およびそれに基づいて資金計画(修繕積立金計画)はそのくらい長期で考えるべきだということである。
その結果、59年までは現在の修繕積立金で賄えるが、諸工事が集中する60年目を考えると、資金不足になることがわかった。積立金だけで賄おうとすると、今から50円くらい改定しなくればならなくなる。
60年となると、お金を掛けて建物寿命を伸ばすべきか、建て替えを選ぶべきの議論も必要となるだろうから、とりあえずは住民への情報提供にとどめておくことにする。実際にはその10年前、すなわち築50年くらいから議論を始めればいい。多分私は生きていないと思うので、若い人に任せるしかない。