4月の理事会が終わると、季節行事の一つである鯉のぼりの掲揚がある。桃の節句には、女の子向けに雛人形を飾っているので、端午の節句には男の子用に鯉のぼりということである。もう、10数年続いている。
この鯉のぼりの掲揚作業は従来理事と管理人さんが実施していたのであるが、だんだんと手伝う人が少なくなって、昨年は管理人さん2人、理事2人というレベル。もう、やめようかと思ったが、それでも「今年もあるから、手伝ってね」と宣言しておいた。
厳密に言うと、これは自治会の仕事だから、自治会が呼びかけるべきなのだが、勝手がわからないだろうということでしゃしゃり出た次第。今期の理事は「言われればやる」というタイプの人が多いので、理事会の後に6人くらい残って手伝っていたようだ。
というのも、私は大きな工事案件が承認され、契約書に押印する仕事があったので、手伝わなかったからだ。人数が足りているということもあって、抜けたのである。押印のほうが大事だわな。
あとで鯉のぼりを見に行くと、工夫の後が見えた。強風で鯉がまくり上がらないように裾からテグスを伸ばして、階段の手すりにつないでいた。管理人さんが考えたんだろうな。鯉のぼり一つでも工夫の余地はあるのだ。