5 規約変更の概略
規約の変更の概略については,以下の通り。条文ごとの具体的文言については,比較表をつけているので、そちらを参照してもらうことにして、議案説明では要点のみを記す。万一、本説明と比較表との間に齟齬があるときは,比較表が優先すると規定している。
(1) 組織
① クラブの自治会への移管
a. 法人の管理規約・運用細則・同別表(以下,総称して「規約等」という)から「クラブ」にかかわる一連の記述を削除し,自治会会則へ移動。
b. 運用細則には,「細則があった」という痕跡だけ残すこととし、条文番号は変更しない(リファレンス再設定が大変だから)。
c. 会計細則も相当の変更(クラブ会費への言及の削除等)を行う。
② 防災委員会の位置づけ変更
a. 規約等から「防火防災」に関連する記述(別表として添付してある防災マニュアル含む)を削除し,自治会会則へ移動する。
b. 管理規約の「防災」の章は残す。災害発生時には,共用部分も影響をうけるし,復旧時に法人の緊急財政出動が必要となるので,根拠として残しておく。
③ 法人業務の見直し
a. 法人の業務範囲のうち,コミュニティ条項は形式的には残す。近時の判例・国交省の改訂版標準管理規約コメントの趣旨に従い、法人が本来業務としてコミュニティ活動を行える根拠はそのままとする。もちろん、実際には自治会側の仕事となり、法人側は関与しない。