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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

2018.03.04_Sun:残課題 2/2 財源の処置

・共用部の使用
 今まではクラブや自治会の会議のために共用部の会議室を使用した時には、使用料は徴収していなかった。一方、コミュニティ行事の時には、使用料を徴収していた。これをどうするかであるが、これも今まで通りとするしかない。管理室のPC(法人の所有物)、プリンタ(法人がリース)の使用についても同様で、いまさら変更するつもりはない。
 
・輪番制理事・役員の選任
 同一リストを、法人と自治会で共有して選ぶのだが、候補者がどちらでも選択できるような制度にしたので、混乱なく運用できるかどうか、問題となりそう。組合運営細則、同付表に割と細かく書き込んだので、何とかなるだろう。来期は募集を1週間前倒しにするよう、すでに指示済みだ。具体的には、4月第1週から立候補の受付をすることになる。
 
・クラブの決算・予算
 クラブの自治会への移転に伴って、法人参加から外れる。そうなると予算・決算を法人側、自治会側のどちらが扱うのかという問題が生じる。今期については、クラブの決算は法人側で扱い、来年度予算は自治会側になる。従い、今年6月の定時総会の議案も2つに分かれて、決算は法人、予算は自治会となる。あわせて各種委員会の活動費のうち、共同所管していた「防災委員会」に関わる部分は法人側では減額とせざるを得ない。これらの点は今期から来期への一過性の措置だから、私が押さえておけばいい。
 
・住民の(個人)情報の利用
 本来であれば、法人と自治会は別組織だから、その間での住民情報のやりとり、使い回しは駄目。今後はどちらが主導的に情報を集める場合は、「他方に利用させる場合がある」と注釈を入れておかねばならない。面倒だが、仕方ない。
 
こういう残課題を4月までに自治会と共有の上、解決策を確定さえなければないない。想定内のことが多いから、何とかなるだろう。というか、私以外には考える理事はいないだろうなあ。まあ、着々と新しい体制にして、いつでも引退できるように環境つくりを進めておくのが肝要だ。
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