急遽決まった案件であるが、屋上の防水工事を実施することにした。前回の大規模修繕では、全面補修の予定をコスト削減を優先して部分補修にとどめておいた。
このほど修繕委員会で実際に見てみると、排水口周りの防水層が切れていたり、立ち上がりところが切れていたりとかなり痛みがひどい。このままでは次回の大規模修繕まで持たない可能性が高いので、思い切って全面補修する前提で、いくつかの会社に見積もりを依頼していた。
最近は、30年保証の塗装材も出てきているので、管理会社技術部に頼んで精査させたが、「塗装した部分には乗らないこと」という条件での保証とのこと。これでは困るので、従来工法で15年保証する業者に見積依頼することとした。
屋上と合わせて、階段室の前の共用廊下で防水シートを貼っていない箇所も対応してもらうこととし、見積もりが出揃った段階で修繕委員会で協議した。
その結果、「工事実施」ということで急遽理事会に報告し、承認されれば、総会議案とすることにした。急ぎ過ぎかもしれないが、屋上から漏水したりすると、「修繕委員会(理事会)は何をしていたんだ?」と非難されるのは必定だから、それだけは避けなきゃ。