この連休は、マンション周りに生えていた「ナガミヒナゲシ」をせっせを抜いていた。この植物は毒花である。公立鳥取環境大学環境学部でも、駆除を呼びかけている。フェイスブックでも広報しており、シェアする人が増えている。
https://www.facebook.com/tottorigreen/photos/a.1085659844809974.1073741829.1020437801332179/1541926729183281/?type=3&theater
オレンジ色の花が可憐で美しく、「かわいい! 抜くなんてかわいそう!」という感想を持つ人がいるかもしれないが、生態系を破壊するものとして駆除している自治体も増えているらしい。急速に広がっていて、うちの周りでもあちこちで見かけるようになった。
https://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/ryokusei/midoritohana/documents/nagamihinageshi.pdf
SF作家というより、ショートショート作家というべき星新一氏の作品に「繁栄の花」という佳作がある。ナガミヒナゲシについての記事を読んだ時に真っ先に思い浮かんだのが、この作品である。未読の人には楽しみを奪うことになるが、あらすじは下記で紹介されているので、ネタバレ覚悟で読んでいただきたい。
https://plaza.rakuten.co.jp/yamayama100/diary/201112270000/
なんだかなあ。手に負えなくなる前に見つけたら抜くにしくはない。