この言い方の違いよりももっと切実なのは,お内裏様とお雛様を飾る場所。「なにを言っているんですか? お内裏様が向かって左に決まっているでしょう! ついに,惚けたんですか?」って言われそう(苦笑)
そう主張する人は京都出身の人に同じ台詞を言ってみるといい。「お内裏様は,向かって右に決まってますえ。左だなんて,てんご言うたら,あきまへんえ~」と,軽くあしらわれるだろう。
そう,京都では向かって右なのである。屏風の側からいうと,左側である。「左上右下(さじょう・うげ)」という言葉にあるように,日本の伝統礼法では「左を上位、右を下位」とする「左上位」がしきたりなのだ。
では,どうして? 下に解説が出ている。少し引用してみよう。
http://style.nikkei.com/article/DGXDZO51250830R00C13A2W05001?channel=DF130120166128&style=1