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ミッキーのマンション管理よもやま話

湾岸地域の500戸を超えるマンションの管理組合法人理事長。16年間理事長をしていたが、膵臓癌発症して2019年に引退。復帰はないと思っていたが、諸般の事情から2023年に復活。これまで、管理組合のガバナンス構築・制度設計・規約改訂・長期修繕計画・積立金適正化・大規模修繕等、一通りのことは経験してきました。RJC48評議会議員。マンション管理のコンサル引き受けます。

[12017.02.11:Sat]キッズルーム 1/10 キッズルームがない

RJC48 の掲示板で共用施設の話になったことがある。都心のTTTや白金タワーのようなタワーマンションは,それが売りの一つであることもあって,豪華な共用部を多数持っている。そこが付加価値なのだが,まあ羨ましい限りである。

ミッキーが済んでいるところは千葉の田舎なので,それなりの共用部しか持っていない。居住用建物の中にはあまりなく(ゲストルームくらい),自走式、機械式駐車場が居住用とは別の独立した建物(共用棟)になっていて、その半分が共用施設になっている。

共用棟には「多目的ルーム」と称する集会場が4つ、シアタールーム、音楽室などが集まっている。今回のエントリーの主役となる「キッズルーム」はない。500戸のマンションとしては標準的かなと思ってる。このあたりはマンション販売業者の初期設定に左右される。うちよりももう少し郊外にある似たような規模のマンションでも、共用の集会場は1つしかないと聞く。でもそこは独立したキッズルームがあるから、子育て世代から見ると嬉しいんだろうなあ。

都心になると地価が高くなるために、共用部はもっと制限されているらしい。聞くところによると、キッズルームやシアターといった遊興系ルームがないところもあるらしい。一方で、宴会系ルーム(キッチンスタジオ)がないマンションもあり、甚だしいところでは、理事会を行うための会議室がないところさえあるとか。土一升、金一升だとそうなるのも仕方ないのかも。

もちろん豪勢なマンションはあるもので、200人収容多目的ホール、キッズルーム、キッチンスタジオ、託児用畳部屋、喫煙用シガールーム、シアタールーム,フィットネスルームなんて至れり尽くせりの例もあるから、これはデベロッパーの設計次第というか、分譲業者の考え方ひとつなんだろうなあ。
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コメント

1. このシリーズ

ミッキーが相当書きたいことだったことがよくわかる

でね(お願い)

時系列流れというか

ここに至るまでの年月流れが知りたい

つまり9回シリーズのそれぞれの年月が知りたい

マンション共同生活なんてのも

世代世相の流転と共にある


わらわら(*^_^*)

Re:このシリーズ

>ここに至るまでの年月流れが知りたい
>つまり9回シリーズのそれぞれの年月が知りたい
最初から,だいたい1年くらいですよ。

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